エンタルピーの種類

生成エンタルピー:化合物1molがその成分元素の単体から生成するときに \( \underline{系が外界から受け取る熱量} \)
燃焼エンタルピー:物質1molが完全燃焼するときに \( \underline{系が外界から受け取る熱量} \)
溶解エンタルピー:物質1molが多量の水に溶解するときに \( \underline{系が外界から受け取る熱量} \)
中和エンタルピー:酸と塩基が中和反応して水1molが生成するときに\( \underline{系が外界から受け取る熱量} \)
融解エンタルピー:物質1molが融解するときに \( \underline{系が外界から受け取る熱量} \)
蒸発エンタルピー:物質1molが蒸発するときに \( \underline{系が外界から受け取る熱量} \)

※ 上記4つ(生成,燃焼,融解,中和)は、\( 25℃,1.013 \times 10^5 \) (Pa)下での値であり,次の2つ(融解,蒸発)は、それぞれ融点または沸点 \( 1.013 \times 10^5 \) (Pa)下での値である。

結合エネルギー:気体分子の分子内の共有結合1molを切断してばらばらの原子にするときに、気体分子が \( \underline{外界から受け取るエネルギー} \)
格子エネルギー:1molのイオン結晶のイオン結合を切断して、気体状態のばらばらのイオンにするときにイオン結晶が \( \underline{外界から受け取るエネルギー} \)
イオン化エネルギー:原子1molから電子を取り去って陽イオンにするときに、 \( \underline{\mathbf{原子が外界から}受け取るエネルギー} \)
電子親和力:1molの原子が電子を受け取って陰イオンになるときに、\( \underline{\mathbf{外界が原子から}受け取るエネルギー} \)

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